2012年08月27日
【森林と共生する環境フォーラム】ー自伐林業「土佐の森方式」
8月26日に登米市にて「森林と共生する環境フォーラム」が開催されました。
当日は2部構成で、副業としての自伐林業と、地域の森林・林業の保全についてディスカッションが行われました。
今回の「自伐林業」は「土佐の森方式」と呼ばれる、個人でも始められる新しい林業のスタイルです。
とかく林業というと、専門の業者さんにお願いするものと思いがちですが、
山林を所有しても手つかずであったり、山林を所有していない方でも気軽に始められる内容です。
この林業方式は個人でも小規模・低コストで始めることができ、現在は震災で被災された沿岸部での
新たな産業としても注目され、多数の方にご参加いただきました。
イベントの様子は「日本の森バイオマスネットワーク」のブログでもご紹介しています。
個人が副業として林業に携わるこの新しい林業のスタイルが浸透すれば、
地元の山林にも手が入り地域の林業が活気づき、地元材もより普及します。
少しでも多くの方に山林に目を向けていただければと思います。
ちなみに、今回の会場は登米市伝統芸能伝承館「森舞台」。
建築家の隈 研吾氏が設計した、平成9年日本建築学会賞を受賞した建物です。
伝統芸能の舞台でありながら、現代的なテイストで各空間が仕上げられており、
サスティナの家にも取り入れたい細部の仕上げがいくつかありました。
S.ogino
サスティナライフ | 2012.08.27 11:27 AM | comments(0)