2012年09月20日
【古民家再生 〜古材の再利用〜】
先週、宮城県から遠く離れた福島県いわき市にて建物が上棟しました。
今回の建物はお施主様の要望で、築150年以上の母屋の古材を再利用します。
解体した建物から取り出した材料はこちら…
表面の黒い色は150年の歳月を感じさせますが、
新たに刻むと、新品のような白い木肌が顔を出しました!
ほんと、木は生きてますね。
今回の建物は建坪が大きく、見せ場も多かったこともあり、
多くの個所に古材が使われていました。
こちらはリビングの吹抜けに堂々と横たわります。圧倒的な存在感でした!
ちなみにこのうちの1本は長尺で約7m。となりの部屋まで伸びています。
(吹抜けの天井部分にももう一組使っています。)
またこの他にも、
1回の寝室や…
水まわりの天井にも使われていました。
古材はこれまで150年間、建物を支え続けてきましたが、
今後も以前と同様、3代先まで住み継げる新しい建物を支えていきます。
という事は、
今回の古材は合計で6代分??
古材さん、今後もよろしくお願いしますね!!
S.ogino
サスティナライフ | 2012.09.20 08:36 AM | comments(0)