昨日、石巻市で計画中の食堂兼お弁当屋さんの建築打合せを行ないました。

設計は、２０１２年「劇的ビフォーアフター」でみごと大賞に輝いた瀬野和弘さん！

ブッシュ・クローバー・コミュニティーの新沼慎二さんのコーディネイトで計画推進中です。

設計コンセプトは「多様途 耐久 簡易 木造建築システム」

その言葉通り、用途はフリーで今後、住居・商店・宿泊施設、事務所など幅広い活用が期待

できます。

地場産の「木」を活かし、再資源として利用できる材を可能な限り使用します。

また２×６間＝１２坪の規格をベースに縮小・拡大が自由であること、などが最たる特徴です。

３月の着工を目指して、仕様・見積り等最終調整に入っています。

工事の暁には、おなじみ！（お楽しみ？）のワークショップも開催予定です。

by  suzuki

昨日、昨年１０月に引き続き２回目の家づくりセミナーを開催しました。

場所は前回同様、「そあとの庭」です。

今回は一面の雪景色でひと味違った雰囲気でした。

今回は第２部にて設計教室を開催。

多くの方が、間取りを書くのが初めてとの事でしたが、

講師の方から、部屋数や面積の計算の仕方から、丈夫な構造、

敷地の効果的な使い方について分かりやすく教えていただくと、

はじめは苦戦しつつも、次第にコツをつかんだようで、

最終的には１、２階とも書き上げていた方がたくさんいらっしゃいました。

また、託児は「森のようちえん虹の森」のスタッフが担当。

約1000坪の会場の広い庭でみんなで雪遊び。

はじめは少し人見知りだったお子さんも、

気がつけば、あっという間にみんなと走り回っていました。

設計教室は今後も定期的に開催いたします。

初めての方はもちろん、今回参加された方も続きを楽しんでいただければと思いますので、

ぜひ次回もご参加ください！

それにしても、「間取りは２階から考える」って意外ですよね？

でも理由を聞くと納得です。

S.ogino

塩竈の現場がいよいよ上棟しました。

ここから約３ヶ月間、大工さんメインの仕事になります。

サスティナライフ森の家では、全棟手刻みによる木組みの家づくり！

木と木をつなぐ仕口や継ぎ手には様々ありますが、手間ひまかけた棟梁の細工には

毎回驚かされます。

木のクセを読み、自然の粘り強さを最大限に引き出すためには、それぞれの組み方

にちゃんと理があるんだと棟梁はいいます。

現在では簡略化された工法が主流で、近い将来こうした家づくりができる職人さん

が本当にわずかになってしまうと言われています。

木組みの美しさと職人さんの嬉々とした姿を見るにつけ、伝統工法の家づくりを

しっかりと残していくことが、私たちの使命だと 改めて感じました。

建て方が始まり、辺りに檜の香りが漂い始めました。

棟上げ完了！がっしりとした垂木が夕日に映えます。

次のステップに向けて、しっかりと養生します。

ネットが張られましたが、施行中はいつでも現場をご案内

いたします。お気軽にお声掛けください！

by y.suzuki