2013年08月01日
【持続可能な家づくりセミナー】〜間取りの考え方〜
「持続可能な家づくりセミナー」を、8月10日(土)に仙台青年文化センターで開催します。
エコロジカルな住まいを求めて開催する今回の「持続可能な家づくりセミナー」。
当日は伝統的な木組みの家や古民家再生を専門に行う小林一元氏をお呼びして、
日本の家づくり文化とエコロジカルな住まいについてご講演いただきます。
(小林一元氏です)
今回は、小林氏が師事した吉田桂二氏の著書『間違いだらけの住まいづくり』(彰国社、1982年)から、家づくりにおける間取りの考え方を、新入社員菊地が勉強して感動したことをご紹介します。
吉田先生の間取りの特徴は、部屋を応接間、書斎など用途別に分けることなく、
住まい手の日常に合わせることを強調している点です。
⇓
(吉田先生の間取りを絵にすると、上記のようになります。いずれも本書参照)
もう一つの特徴は、例示が面白いことです(笑)。
「例をあげてみよう。
夕方、勤務先から帰ってくる。
着ていた服をパッパと脱いで、ハンガーにつり、茶の間のなげしにかけ、
夏だったらステテコにランニング姿で夕刊を読む。
夕食後は、ゴロリと横になって読みかけの本を読む。
家を建てようと考えているときは、自分のこんな姿は棚あげして書斎なるものを考える。
書棚にかこまれた中にマホガニーかなんかのデスクが置かれ、
その上にしゃれた灰皿やパイプ、読みかけの本などが形良く散らされていて、
そこで、カーディガンを無造作にはおった自分がゆったりと夕刊を読んでいる。
どこかの広告で見たような感じ。
そこで書斎をつくってみると、ほとんど使わずじまいの部屋になり、
相変わらずステテコ、ランニングで茶の間で夕刊を読むことになる。
いずれそのうちに書斎は納屋になりかわるのは目に見えている」
(本書、22ー23頁より抜粋)
せっかくの住まいだから、間取りは「用途別に!」といった固定観念にとらわれることなく、
住まい手の生活の実態に即したものにすることが大事なのです。
・・・つづく。
M. Kikuchi
宮城県 工務店 自然素材 大工の技と地域の文化 左官 宮城県産・国産無垢材 持続可能な社会 サスティナブル・コミュニティ
サスティナライフ 森の家
サスティナライフ | 2013.08.01 15:00 PM | comments(0)
2013年08月01日
【サスティナだからできること】〜明治神宮の木で造るカウンターテーブル〜
サスティナだからできること。
なんと! ちょっとしたご縁で明治神宮(現オリンピックセンター内敷地)から、ヒマラヤスギの丸太が入荷しました!!
とてもご利益がありそうです。
直径がかなり太い丸太で、カウンター用の一枚板に製材しました。
全長4メートル!横に人が立つと、大きさが実感できます!!
サスティナでは、今後着工予定のお客様に、
カウンターやテーブル用としてヒマラヤスギをご提案しています。
(在庫がなくなり次第終了します!)
日常の中にある、非日常的な空間。
サスティナだからできる、明治神宮のヒマラヤスギを使ったカウンターテーブルです。
M. Kikuchi
宮城県 工務店 自然素材 大工の技と地域の文化 左官 宮城県産・国産無垢材 持続可能な社会 サスティナブル・コミュニティ サスティナライフ 森の家
サスティナライフ | 2013.08.01 08:17 AM | comments(0)