本日は「家族が集い伝統を受け継ぐ平屋」にて上棟祭を執り行いました。

正にご家族が一同に集った初の機会となり、とても和やかな雰囲気でした。

今回は神主さんをお招きして、三棟同時の上棟祭で、普段行なわない

曳綱の儀など珍しく、楽しく参加させていただきました。

式前の厳かな雰囲気

〈曳き綱の儀〉

棟梁の掛け声に呼応して棟木に結ばれた綱を掛け声と共に引きます。

ご主人より玉串を納め、ご礼拝。

棟梁より、ご拝礼。

これより皆様お待ちかねの、撒餅・撒銭

皆さん十二分に拾われた様子でした^ ^

直会では施主様よりお心遣いをただき、本当にありがとうございました。

牡蠣のおすましで身が温まり、

ご主人に注いでいただいたコーヒーで心温まりました。

施主様よりご挨拶の中で、最後まで事故なく、怪我なく、安全第一に工事を

進めてほしいとお話がありました。

完成まで８ヶ月ほどの時間がかかりますので、気を引き締めて現場を進めて

まいります。

良い素材と匠の技が結集したところに、私たちの目指す家づくりがあります。

しかしそれもこうした建物を建てていただけるお客様と職人さんがあって

のことです。

みなさまに心より感謝申し上げます。

本日は誠におめでとうございました！！

suzuki

宮城県 工務店 自然素材 大工 手刻み 左官 漆喰 造園 土壁 匠 県産材 無垢材 針葉樹 広葉樹 薪 地産地消 林業 持続可能な社会 サスティナライフ森の家 

ここ最近なかった寒波により現場は大変です。

日中でも氷点下にて凍える寒さの中でも職人さん達、頑張ってます。

外部は竹小舞掻きのため左官屋さんが竹の加工に入りました。

竹の両端を槍方にナタで加工しています。

何のためかなと思っていたところ、このように収めるんだと教えてくれました。

柱の両側に先端が槍型の金物をトンカチで打ち込み出来た溝に先ほどの竹を

両側からはめ込むとしっかりと固定し外れません。

なるほど理解しました。本当に職人さん達の知恵は素晴らしいです。感動。

電気も使わず昔からある道具と手作業だけで創り上げていく左官は本当に奥が深い。

その風景は昔ながらの原風景を見ているようでした。

寒い中本当に勉強になりました。　ありがとうございます。

屋根板金工事のステンレス葺きも進み、筋交いや柱頭柱脚周りの緊結、サッシの防水

工事等が進み中間検査となりました。

屋根板金工事状況

サッシ用の防水部材　ウェザータイト取付状況

筋交い緊結状況

柱と土台の緊結には、堅木の込み栓にて固定します。

屋根と外壁面の防水シート張りもしっかりとチェックします。

そのうえで、中間検査を受けました。

無事合格。次の工程に進めます。良かったです。