2018年04月26日
【家族が集い伝統を受け継ぐ平屋】~これぞ大工工事~
土壁工事はひと段落し、大工さんの内部造作が始まりました。
和室の天井ですが、玄関は格天井としました。
格天井とは、格式を尊ぶ部屋に用いる天井形式の一つです。
先ずは格縁と呼ばれる杉の部材で格子を作り、格子の間に正方形の杉の一枚板を張ります。
すべて手作業です。
かなりの手間をかけています。
棟梁曰く、昔からやり慣れ親しんでいるので億劫ではない。腕がふるえて楽しいと。
本当に頭が下がります。
手塩に掛けるとはこういう事です。 美しいですね。
奥の和室は竿縁天井としました。杉の一枚板です。
部分的に遊び心も取り入れています。
棟梁のセンスの良さを感じます。
益々楽しみですね。
サスティナライフ | 2018.04.26 10:49 AM | comments(0)
2018年04月17日
【時を刻む家】~洗出し仕上げ~
今回の玄関は洗い出し仕上げ
乾き具合をみて、そーっと優しく表面を濡らした刷毛で撫でてあげます。
さらに、そーーっと優しく拭き取ってあげると
お見事!
その部分毎に各骨材の大きさ、色を変え
真鍮の見切りを入れた本当に手間のかかる仕事。
内部では浴室の石張り工事中
天井と壁は青森ヒバ
腰壁と床は十和田石
なんとも贅沢な仕様です
これでお施主様が
一番風呂であふれるお湯が十和田石を濡らし
鮮やかなエメラルドグリーン色を愉しみながら
気持ちよくて心から
「うぁっふはあっーーっ?」喉を鳴らす事は間違いないだろう。
ますます完成が楽しみだ。
サスティナライフ | 2018.04.17 22:24 PM | comments(0)
2018年04月14日
【心柱のあるふれあいの家】 ~ふれあい体験第2弾~
今回は、仙台市泉区実沢にある大工さん刻み場にてお客様に
丸太の皮むき作業と土台の墨付け体験をして頂いた。
前回鳴子のエコラの森にて伐採していただいた杉の心柱です。
お客様と久しぶりのご対面。
さっそく皮むき開始。
頑張ってこんなに長くとれたよと娘さんも自慢げです。
一つ一つの作業を本当に楽しんで行う姿に家族愛を感じます。
作業ひと区切りでみんなでポーズ。
続いて土台の墨付け体験です。
墨坪を使い真墨を出します。
上手くいったかな❓
続いて番付を書いていただく。これはずっとこの家に残るものだよと説明すると、
モクモクと書いていました。
楽しかったかな❓
今日はお疲れ様でした。
筋肉痛にならないことをお祈りいたします。
お客様自身に皮をむいてもらった心柱。
きっと喜んでくれるはず。
サスティナライフ | 2018.04.14 16:22 PM | comments(0)