2018年05月18日
【家族が集い伝統を受け継ぐ平屋】 ~天然スレート工事~
今回外部の妻側と煙突部分に地元の雄勝の天然スレートを張る事になりました。
施工はあの東京駅のスレート工事にも携わった石巻市の信玄石盤工房の佐々木信平さんです。
建築家の隈研吾さんが、今度登米市に回顧館を建設予定しているそうでそこのスレート工事を
佐々木信平さんに特命でお声掛けされたそうです。
スレート職人さんも全国にも十数名しかいないそうでその意味からも今回は貴重な体験が出来ました。
その仕事ぶりとは・・・。
材料のスレート石は全て再生再利用品です。
一つ一つがそれぞれに味わいがあります。
防水シート張りをし割付け墨出し作業からスタートし一枚一枚張ります。
妻側は亀甲模様です。
天然スレートで再利用のため全て形や厚みもまちまちでそれを見極めながらの
作業にてやはりこれは熟練していないと難しいと感じました。
見事な出来栄えですね。
煙突部分を作業中の佐々木さん。
石加工の道具。
煙突部分は一文字葺きとしました。
やはり手間のかかる手作業の仕事は工業製品とは比べられない味わいと存在感があります。
サスティナライフ | 2018.05.18 10:30 AM | comments(0)