2021年03月16日
【山際で空を望む家】耐震補強、床下断熱、床暖房工事
耐震補強と並行して床の工事が進んでいます。
床の仕上げは自社製の広葉樹フローリングと
くりこまくんえんさんの杉フローリングになりますが、
本日ご紹介するのは、完成したら見ることのできない
下地の部分の工事です。
『山際で空を望む家』は、広い玄関土間とLDKが床暖房になります。
薪ボイラーによる床暖房です。
奥様が木工作家なので、木くずや端材が毎日大量に出されるのですが、
それらを薪ボイラーの燃料にして、床暖房に活用します。
「青森ひば・・・」と書いてありますね
「ひば土台用」
床の下地です。
大引(おおびき)は青森ヒバです。シロアリ等の蟻害や腐れに強い材料です。
既存の土台も青森ヒバでした!!
今では、珍しくなった材料ですね。
金属製で高さの調整が出来る鋼製束で、新しい床の高さに合わせ下地を作っていきます。
羊毛のモフモフ感
大引の間に断熱材『ウールブレス』(羊毛でできています)
厚さ100mmを入れていきます。
とっても暖かそう。笑
木材はもちろん、断熱材も自然素材を使っています。
見えなくなるところですが、素材にこだわり、
その積み重ねで安心で安全な空間が完成します!!
床暖房の部分は、断熱材の上に床暖房の配管です。
根太(ねだ)を並べて、配管が落ちたり、ズレたりしないように
ボード状の断熱材フォレストボード(樹皮でできています)と
金属製のメッシュで固定しています。
最後に杉板を貼ってフローリング貼り前の下地は完成です。
床暖房の配管に釘を打ってしまうと水漏れしてしまうので、
配管の位置に全て印をいれています。
ここの床の仕上げは、広葉樹のフローリングです。
フローリング貼りが楽しみです。
床が出来ると、部屋のボリューム感が分かってきます。
実際の高さや広さを体感でき始めました。
サスティナライフ | 2021.03.16 16:27 PM | comments(0)