2021年03月23日

【大黒柱伐採体験】同行レポート

 

先週の土曜に、2組のお客様の

ご自宅用の大黒柱伐採体験に同行して来ました。

 

3月1週目にも大黒柱の伐採をしていただいたお客様がいらっしゃいましたので、

今年の春は伐採体験が大人気です!

 

本日は、先週のお客様の伐採の様子と、伐採の流れを簡単にご紹介いたします。

 

 

山に入ると、木こりさんが目星をつけていてくれた

大黒柱に使えるいい木を数本、紹介されます。

そして、その木たちと対話してもらいます。

 

 

 

A様ご夫婦

 

 

 

 

M様ご夫婦

 

 

 

 

一番気が合う、というか波長の合う木を1本選んでいただき、

その木が大黒柱となるのです!

 

 

ですが伐採の前に、まずチェーンソーのレクチャーです。

オレンジ色の『チャップス』という防護服をつけ、

エンジンのかけ方、チェーンソーの持ち方などを木こりさんから習い、

実際にエンジンもかけてみます。

 

 

 

みんなでレクチャーをうけます

 

 

 

 

 

一通りレクチャーを受けたあとは、早速実践です!

 

 

木を伐るときには、『受け口』と『追い口』の

2か所に切れ込みを入れます。

 

今回のお客様は2組ともご夫婦での参加でしたので、

それぞれ『受け口』は奥様、『追い口』はご主人が受け持つことになりました。

 

 

 

まずは1組目、A様。

伐る前には、みんな揃って山の神様にご挨拶をします。

 

 

 

2礼2拍手1礼します

 

 

 

 

そのあとはいよいよ伐採。

エンジンをかけ、木こりさんがチョークで印をつけてくれた場所へ

チェーンソーを入れていきます。

木こりさんが一緒にサポートしてくれるので安心です。

 

 

 

 

 

まずは受け口を

 

 

 

 

次に追い口を入れます

 

 

 

木こりさんからOKが出たらチェーンソーは終了。

次にくさびを打ち込み、いよいよ倒木です。

 

 

 

 

力を入れてくさびを打ち込みます

 

 

 

 

勢いよく倒れて奥の方に跳ねていきました!

 

 

 

 

 

狙った方向へきちんと倒れていくのは

木こりさんのサポートありき。

さすがプロですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐに図面を見ながら、どこの部分に使えるかをその場で確認。

わくわくしますよね!

 

 

 

 

チョークで名前を記入します

 

 

 

図面と照らし合わせて長さを確認して、

木こりさんがカットしてくれた丸太に、

製材所で迷子にならないように名前を書いて、作業は完了となります。

 

 

 

A様に続いて2組目のM様も同じ流れでの伐採です。

M様の木は、なかなかすごい斜面に生えている杉。

画像ではなかなか伝わりにくいのですが、まっすぐ立つのがやっとでした。

 

 

 

まずは神様へご挨拶。

 

 

 

奥様による受け口の切込み

 

 

 

 

ご主人による追い口(木こりさんが主役になってしまった!)

 

 

 

 

初めて見る体制でのくさび打ち!!

 

 

 

 

こちらもきれいに倒れました

 

 

 

 

ご主人のくさび打ちを彷彿とさせる、奥様の名入れ

 

 

 

 

A様M様ともに、きれいに切り出した『受け口』をお土産として

大事に持ち帰られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

伐り終わったあとの笑顔がやはり皆さま一番素敵でした!

(ブログには載せていませんが。)

そして、この日に伐った木が大黒柱としてどう生まれ変わるのか?

想像するとそれはわくわくしますよね!

 

 

皆さま、2時間強の木こり体験、お疲れさまでした!

 

 

 

※その日の天候や同行者・人数などによって伐採体験の内容は変更する場合があります

 

 

Tateyama

 

サスティナライフ | 2021.03.23 19:21 PM | comments(0)

2021年03月22日

サスティナ特製『木製ファイル』

 

3月12日に、一般財団法人セブン-イレブン記念財団と環境省、

一般社団法人 環境パートナーシップ会議

「環境保全及び協働取り組みに関する協力協定書」の締結をしました。

 

 

リンク:環境保全及び協働取り組みに関する協力協定書の締結について

(株式会社セブン&アイ・ホールディングス)

 

 

 

 

 

 

 

「三者が協力し、地域社会の持続的な発展に寄与すること」を目的とした

この協力協定の締結の際に使用した木製のファイルは、サスティナで製作したもの。

材料は、大崎市鳴子の『宮城セブンの森』から間伐された材の根元部分を使用。

NPO法人しんりんで搬出し、くりこまくんえんにて製材、

サスティナライフ森の家で加工し、蜜蝋ワックスにて仕上げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然の木を使い、レーザーで刻印を入れたファイル。

ご出席された方からは、「木のいい香りがする」と好評だったそうです。

喜んでいただけて、大変嬉しく思います!

 

 

 

 

 

 

セブンイレブン店舗の募金箱も、サスティナが加工等をしています

 

 

 

《宮城セブンの森  過去記事リンク》

 

 【森の家具通信】-木の募金箱物語- 2015.1.28

 
 セブンイレブン記念財団【活動報告VIDEO 2020春】2020.6.15

 

 

 

 

サスティナライフ | 2021.03.22 16:25 PM | comments(0)

2021年03月16日

【山際で空を望む家】耐震補強、床下断熱、床暖房工事

 

耐震補強と並行して床の工事が進んでいます。

 

床の仕上げは自社製の広葉樹フローリングと

くりこまくんえんさんの杉フローリングになりますが、

本日ご紹介するのは、完成したら見ることのできない

下地の部分の工事です。

 

 

『山際で空を望む家』は、広い玄関土間とLDKが床暖房になります。
薪ボイラーによる床暖房です。

 

奥様が木工作家なので、木くずや端材が毎日大量に出されるのですが、
それらを薪ボイラーの燃料にして、床暖房に活用します。

 

 

 

 

「青森ひば・・・」と書いてありますね

 

 

 

 

 

「ひば土台用」

 

 

 

 

床の下地です。
大引(おおびき)は青森ヒバです。シロアリ等の蟻害や腐れに強い材料です。

既存の土台も青森ヒバでした!!

今では、珍しくなった材料ですね。

 

金属製で高さの調整が出来る鋼製束で、新しい床の高さに合わせ下地を作っていきます。

 

 

 

 

羊毛のモフモフ感

 

 

 

 

大引の間に断熱材『ウールブレス』(羊毛でできています)

厚さ100mmを入れていきます。

とっても暖かそう。笑

 

 

木材はもちろん、断熱材も自然素材を使っています。

見えなくなるところですが、素材にこだわり、

その積み重ねで安心で安全な空間が完成します!!

 

 

 

 

 

 

 

床暖房の部分は、断熱材の上に床暖房の配管です。

根太(ねだ)を並べて、配管が落ちたり、ズレたりしないように

ボード状の断熱材フォレストボード(樹皮でできています)と

金属製のメッシュで固定しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に杉板を貼ってフローリング貼り前の下地は完成です。
床暖房の配管に釘を打ってしまうと水漏れしてしまうので、

配管の位置に全て印をいれています。

 

ここの床の仕上げは、広葉樹のフローリングです。

フローリング貼りが楽しみです。

 

床が出来ると、部屋のボリューム感が分かってきます。

実際の高さや広さを体感でき始めました。

 

 

 

 

サスティナライフ | 2021.03.16 16:27 PM | comments(0)

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