今日はいよいよ棟木が上がります。

化粧垂木も合わせて上げていきます。

棟木を受けるための欅の太鼓梁が大黒柱にかかるため

親方が最後の微調整のため上にあがってます。

上手くいきました。

本当は棟が上がるところまで現場に張り付いていたかったのですが、

仙台で研修会のためやむなく撤収。残念。

明日につづく

土台敷きの実況中継致します。

まず、土台は栗材の4寸角です。この材木は4mの栗材がなかなか市場には出回らないために、

自ら出向いて岩手の広葉樹を扱う原木市場から、欅の梁材とともに丸太買いして

くりこまくんえんに製材をお願いしてやっと揃えた貴重な材料です。栗材は土台には昔から

最良と言われて使われてきましたが、物がそろわなくなってしまったのが悲しい。

これです。

続いては、土台を腐れから守り床下の換気をするために、基礎パッキンを利用しますが

今回は同材の栗材を猫パッキンに加工して土台の下にセットします。

これです。

玄関回りと勝手口の土間スペースは気密パッキンを敷き込み外気をシャットアウトします。

これです。

浴室周りは断熱除湿基礎パッキンを敷き込み断熱性能を確保しながら効率よく湿気を排出します。

これです。

基礎に墨だしをして土台をセットしアンカーボルトの位置出しをしてドリルで穴をあけでから

ようやく敷き込みのスタートです。

親方が弟子達に号令を掛けて指示していきます。

段々と組みあがって行きます。

土台敷き込み完了しました。

いよいよ来週13日から建て方開始します。

工事の安全と天候に恵まれ無事棟上げまで行くことを祈ります。

雄勝の景観について

美しい海・山それに溶け込む新しい家並み。

自然との調和をめざして現地高台に石巻市の市営伊勢畑復興住宅が完成しました。

そこは雄勝らしい色について屋根・外壁の色を統一感を持たせて調和を目指した住宅となりました。

そこで目を引くのは雄勝石のスレート葺きです。

それぞれに組み合わせ方を変えて一枚一枚張っていく技術はまさに職人技でした。

仕上がりも美しくモダンでした。

ぜひこの美しさを今回の家にも取り込んでいきたいと思います。

ただいま基礎工事中です。

今回母屋と事務所と離れの家の三棟を同時に工事させていただきます。

本当に有り難い事です。

12月の中旬から母屋の建て方が始まります。ご期待ください。