2021年03月11日
【日能研大船校仮設教室】解体工事 Vol.1
3月1日、神奈川県鎌倉市 日能研大船校仮設教室の解体工事が始まりました。
2016年に駐車場の土地に仮校舎として建てられた、板倉工法の二階建校舎でした。
新築施工事例:日能研大船校仮設教室(鎌倉市)
駅前再開発のため、当初より4年間のみ使用される予定だった仮設教室は
「木の命」から子どもたちの「学び」へつながるように、
スギ材を使用した板倉工法で建てられました。
「解体」「再利用」を前提としたこの木造校舎は、
「持続可能な学び」へとアプローチします。
この春、日能研大船校は新しい駅ビルに移転し、
子供達の思い出が詰まったこの校舎の木材は、
宮城県大崎市鳴子の土地へ運ばれて、新たな個人宅として生まれ変わる予定です。
約4年間、ここで沢山の子供達のドラマが繰り広げられたことでしょう。
大船校、お疲れ様でした!
* * *
さて、材は綺麗に解体できるか?わくわくしています。
床を剥がすと、建築時にワークショップで参加した
子どもたちと先生方のサインが出てきました。
「ともやくん」何歳になりましたか?(^^)
サスティナライフ | 2021.03.11 13:35 PM | comments(0)
2021年03月01日
【モリウミアスセミナー棟】雄勝スレート石盤葺き
石巻市雄勝のモリウミアスセミナー棟現場より。
屋根葺き工事が始まりました。
モリウミアスの屋根は、雄勝石の天然スレートを使用しています。
セミナー棟も同じく、雄勝石の天然スレート葺きとなります。
雄勝で採れる粘板岩、雄勝スレート。
この屋根を施工しているのは、
東京駅の屋根も葺いた、スレートの熟練工、佐々木信平さんです。
石盤葺きで国から「選定保存技術保持者」と認定されています。
きれいに並んだ鱗(うろこ)模様
耐久性の高い雄勝スレート。
最近では新しい材を確保するのは難しいそうで、今回は再生品を使用します。
サスティナブル建材ですね。
サスティナライフ | 2021.03.01 10:28 AM | comments(0)
2021年02月26日
【山際で空を望む家】現場便り 2/26
山際で空を望む家(リフォーム工事)の工事現場から
現場に、なぜか、丸太が大量に入ってきました。
現場で丸太は、見かけません。。。よね。
いったい何になるのでしょう?
改修工事なので、クレーンも使えないので、人力で運び込むだけでも、一苦労。。。
丸太を1本1本、既存の建物に合わせて加工して行きます。
いざ設置です!!
チェーンブロックで吊って、設置して行きます。
化粧の梁でした。
豪快に90センチ毎に30センチの梁が9本、並んで行きます!!
梁の上に天井板が貼られるとメインの空間であるLDKの天井が完成です!!
ワクワクがとまりませんね!!
伐採、製材所、大工の技術がつながっていないとできない事をしてみたくて。。。
たくさんある丸太から、太さを指定して、見た目も綺麗過ぎない物を選び、
製材所で1面だけ、寸法を指定して製材してもらい、
現場に合わせて、大工が加工する。
実は、できそうで、なかなかできないんです(笑)
NPOしんりんさん、㈱くりこまくんえんさん、自社の大工さんありがとうございます!!
Tomohari
サスティナライフ | 2021.02.26 11:22 AM | comments(0)