2013年10月20日
【住み継ぎの家】〜材料の墨付け〜
泉ヶ岳のT様邸での材料の刻み作業では、
古材磨きに引き続き、材料の墨付けも行いました。
墨つけとは文字通り墨を使い、材料に刻みを入れる場所に線を入れる作業ですが、
大工さんに教わりながら、ご夫婦一緒に線を引いていきます。
はじめは1ヶ所分を書いて終わりかと思いましたが、
大工さんから次々とアドバイスをもらい、
気がつけば墨付けだけでなく、番付け(柱の位置を数字で記入)まで行いました。
「を 三」 「よ 一」 これで大工さんは材料の位置を判別します。
そして、2階ホールに架かる太鼓(たいこ)梁にも記入。
そして、記念にTくんの手形をポチッと!
はい、出来上がり!
仕上がりにとても満足のTくんでした!
こうして 古材磨きと墨付け作業が終了し、
これから大工さんが本格的に刻みの作業に入ります。
「住み継ぎの家(泉ヶ岳)」は来月上旬に上棟予定です。
後日、構造見学会を開催予定ですので、たくさん使用される古材をぜひご覧ください。
S.ogino
宮城県 工務店 自然素材 大工の技と地域の文化 左官 庭師 宮城県産・国産無垢材 持続可能な社会 サスティナブル・コミュニティ サスティナライフ 森の家
サスティナライフ | 2013.10.20 14:59 PM | comments(0)
2013年10月19日
【住み継ぎの家】〜築150年の古材磨き〜
泉ヶ岳で施工中のT様邸ですが、
お施主様と一緒に古材磨きと材料の墨付けを行いました。
今回使用される古材は長さが約9mの杉丸太。
かなり長いです!
150年分のホコリをたくさんかぶっていますが、
これを雑巾ではなく金属のブラシで磨きます。
はじめはたくさんホコリをかぶっていましたが、
みんなで(お子さんも一緒に)一斉に磨きます。
磨いていくうちに、綺麗な木目が徐々に浮かび上がってきます。
ブラシが金属でしたが、不思議とキズは付かず、
綺麗な木目が浮かび上がってきました!
出来上がりがこちら。綺麗なツヤがよみがえりました!
この9mの丸太は2階の天井を端から端まで一直線に架かります。
この他にも多数の古材が使用されます。
数々の古材が新しい建物のどこに配置されるか、上棟がとても楽しみです。
→次回、墨付け編に続く
S.ogino
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サスティナライフ | 2013.10.19 19:44 PM | comments(0)
2013年08月06日
【住み継ぎの家】(泉ヶ岳)〜よみがえる古材〜
解体した築百五十年の母屋の差し鴨居に、粋な補修?跡を発見。
先人の技が活かされたけやきの古材が、
Y. Suzuki
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サスティナライフ | 2013.08.06 16:27 PM | comments(0)