2014年06月14日
2014年01月12日
【受け継ぎたい白壁の家】暖かく過ごしてます!
今日は、昨年9月にお引渡ししたお客様のお宅へお伺いしました。
ここ数日、随分と冷え込みが厳しく、またアパート暮らしからの住み
替えで、多少寒く感じているのではと聞いたところ、20帖のリビン
グも温水ルームヒーター一台で十分暖まりますとのこと。
ただ、加湿不足で壁と梁の間や床が少し隙いていたので、折角お持ち
の加湿器をお使いいただくようお伝えしました。
特にヒーターの温風口にはマットを敷くと良いです。
また、晴れた日は窓を開けて木を自然にやさしく乾燥させる事も大切
です。
手がかかるようですが、それ以上に安らぎを与えてくれるのが無垢の
木の良さ!
お引越しの段ボールで客間が埋まったままですが・・・
何よりも快適にお過ごしとのことで一安心なのでした。
泊まっていってとお誘いですが、すみません、先約がありますので、
また次回、お荷物の整理を兼ねてゆっくりお邪魔します!
y.suzuki
サスティナライフ | 2014.01.12 16:58 PM | comments(0)
2013年09月05日
【完成見学会ー受け継ぎたい白壁の家ー】〜土壁の施工風景〜
施主様のご厚意で行っている「受け継ぎたい白壁の家」の完成見学会。
もっとも好評を頂いているのが、土壁の客間です。
今回は、その土壁の施工風景のご紹介です。
「みやぎの土は、赤土の粘土質で土壁に向いている。
昔からこのあたりで多く使われてきたんだ」
左官職人の今野等さんは、こう語ります。
今回、「受け継ぎたい白壁の家」で施工した土は、
石巻市河北地区の富士沼付近の山からとってきたものを、3ヶ月寝かせて発酵させました。
素材は、砂、土、藁、水、角叉を煮出した汁、のみ。
(土をふるいにかけて、均一にしています)
(藁)
(土、藁、砂、水を混ぜます)
すべて土に返る素材で、地球環境に負荷をかけることはありません。
前日に仕上げた砂漆喰の下地に、土壁を塗っていきます。
塗り立てはこんな感じです。
それをこて押さえていくと・・・
こう仕上がります。
土壁の施工は、1室を1日で終わらせます。
それは、天気と湿度によって土壁の素材の分量と乾燥状況が日々異なるため。
同じ分量でつくった土壁でも、昨日つくったものが、今日できないのです。
塗り終わったら、じっくりと乾燥。
手間のかかる仕事ですが、手間をかけた分だけ美しくなります。
地域の素材と技にこだわった、世界にひとつだけの土壁。
この機会に、是非ご覧下さい。
【完成見学会のご案内】
[日時]8/31〜9/8 (予約制)
ご希望の日時をお知らせ下さい。追って案内図をお送り致します。
※開催日時が延長となりました。平日もご予約を承っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
[場所]塩竃市千賀の台
[建物情報]約35坪、ご夫婦で暮らす平屋の住まい
[Tel]0120-317-618
M. Kikuchi
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サスティナライフ | 2013.09.05 10:28 AM | comments(0)