2023年12月14日
【伐採ツアー&製材工場見学(後編 )】2023/09
長らくお待たせいたしました。後編です。
さて、お昼を挟んで、午後からは製材工場の見学です。
製材担当は 株式会社KURIMOKUです。
事前に少し説明をしてから工場内のご案内に移ります。
工場内の様子
さまざまな機械が並んでいますね
この日は外気温も高かったのですが、工場内はさらに暑かったですね(^^)💦
ひと通り工場内を案内され
少し休憩をしていると
午前に伐採した丸太が工場に到着しました!
早速こちらをご自宅の梁のサイズに製材します!
どんな木目が出てくるのか楽しみでドキドキの瞬間です。
ジャジャーン!
綺麗な木目が現れました!
この梁をいつもリビングで見るたびに
今日の伐採ツアーと工場見学のことを思い出すでしょう。
他にもご自宅に使える材料がたくさん採れました!
この板材も使用箇所が決まりました、さてどこに使われるのでしょうか?
製材された梁と一緒に記念撮影をパシャリ。
さあこれでいよいよ着工に向け、準備を進めて参ります。
お家の出来上がりが楽しみです♪
伐採地:エコラの森(鳴子川渡)
伐採担当:NPO法人 しんりん
製材担当:株式会社KURIMOKU
山の再生 森づくり 木こり 植林 自然素材の家 オーガニックの家 住み継ぎの家 サスティナブルな暮らし
自然素材のリフォーム 本物の無垢材 宮城県産材 国産材 トレーサビリティ 燻煙乾燥 低温乾燥 漆喰 大工手刻み
木のカスケード利用 建築用材 家具 薪 チップ ペレット 木こり箸 木工品
サスティナライフ | 2023.12.14 14:47 PM | comments(0)
2023年09月05日
【伐採ツアー&製材工場見学(前編)】 2023/09
先日、お施主様と一緒に伐採ツアー&製材工場見学に行ってきました。
今回はお施主様宅の化粧梁を当社グループが管理している山に入り、
お施主様自らが伐採し、その日中に製材まで行なうという内容です。
事前に当社設計担当からグループの伐採担当に太さ・長さが伝えられ、
その材が採れる原木を3本ほど選定しておいてもらいました。
その3本の中から眺めたり触ったりしながら、
これだ!と思う1本をご選定いただきます。
どうやらこの木が気に入ったようです!太くて立派な杉の木ですね~。
チェンソーの使い方についてレクチャーを受け、
山の恵みに感謝し、伐採する木に向かって二礼二拍手一礼。
さて、いよいよ伐採スタートです!
まずは受口を作ります。
次は追口です。
最後に皆んなで楔を打ち込み、
ズドーン!という大きな音とともにドドーンという地響きが
足に伝わってきます。見事に伐採することが出来ました!
丸太の上で記念撮影をパシャリ。
すぐさま設計担当が実測を始めます。
予定していた材が採れることを確認しひと安心。
これからこの丸太をグループの製材工場へ運搬していきます。
次はいよいよ製材です!
つづく
伐採地:エコラの森(鳴子川渡)
伐採担当:NPO法人 しんりん
製材担当:株式会社KURIMOKU
山の再生 森づくり 木こり 植林 自然素材の家 オーガニックの家 住み継ぎの家 サスティナブルな暮らし
自然素材のリフォーム 本物の無垢材 宮城県産材 国産材 トレーサビリティ 燻煙乾燥 低温乾燥 漆喰 大工手刻み
木のカスケード利用 建築用材 家具 薪 チップ ペレット 木こり箸 木工品
サスティナライフ | 2023.09.05 17:45 PM | comments(0)
2023年05月02日
『大地の再生』講座に参加してきました。
先日、イベントページでもお知らせした
環境再生医 矢野智徳さんの『大地の再生』見立て講座に参加してきました。
大地の再生をご存知ないという方のために軽く説明をしますと。
『大地の再生』は、造園技師であり環境再生医の矢野智徳さんが
長年にわたる観察と実践のくり返しを経て見出した環境再生の手法。
依頼のあった地域の分断された水脈・地脈をつなぎ直し、
その土地の自然と人間の共存を目指す環境再生施工を行っています。
昨年公開された映画
矢野智徳さんに3年間密着したドキュメンタリー映画です。
(仙台での上映は終了していますが、現在も東京で土日に特別上映をしています)
*****
その矢野先生による大地の再生 見立て講座が
4/27(木)蔵王町遠刈田にて開催されました。
参加者は宮城県はもとより秋田、岩手、山形、東京など
各地から集まった20数名。
地主さんの協力を得て、敷地内(約3000坪らしいです!)を
矢野先生に説明してもらいながら、そして参加者たちも作業しながら巡ります。
前日雨が降ったので、敷地の水はけの状況を確認できる
絶好のコンディションでした。
講座は朝の9時30分から17時までの予定でしたが、
17時過ぎに一旦講座は終了した後、倒木を再生するための養生作業も行われ
気づくと18時をとうに回っておりました。
1日講座に参加して私が知った・感じた矢野先生は、とても穏やかで、
『人間が人間の目線で良かれと思ってやってきたこと』を否定はせず、
いま大地にとって必要なことを導き出し、
一人ひとりの力を合わせて行う『結(ゆい)』の作業から
いのちをつないでいくことをあきらめない
とてもしなやかで、とても強い。そんな方だと感じました。
講座では、
人間だけの都合で大切な「脈」が詰まり大地が悲鳴を上げていること、
都市の「脈」が詰まることで、上流にある山の自然にも影響を与えてしまっていること、
自然や動物の視点で環境を整えること。(『風の剪定』や『点穴』など)
など、作業しながら1日かけて教えていただきました。
今回の作業を経てこの広い土地がどう変化していくのか。
もちろん、さらに『結』の作業も必要です。
見守りつつ、時に作業に加わっていきたいなと思っています。
単純に、とても楽しみです。
*****
『大地の再生』についてもっと知りたいという方は、下記ページもぜひご覧くださいませ。
【リンク】
HP:大地の再生 結の杜づくり
書籍:「大地の再生」実践マニュアル(amazonリンク)
YAHOOニュース記事:今、大地が呼吸不全を起こしている。自然の蘇る力を生かした開発への移行(2021.2.17)
Tateyama
サスティナライフ | 2023.05.02 12:14 PM | comments(0)