2014年11月17日
「宮城県産材を使用した地球環境に優しい住宅シンポジウム」ー その1 ー
昨日 、公益財団法人みやぎ・環境と暮らし・ネットワーク(MELON)主催の環境講座
が開催されました。
午前の部は、「ワタママ食堂」見学会、午後はシンポジウムが行なわれました。
ワタママ食堂(施工:サスティナライフ森の家)
ワタママ食堂では、代表の菅野芳春さんと建築家の瀬野和弘さん(ビフォーアフター
でおなじみ!)からプロジェクトの経緯や建築への思いなどをお話いただきました。
震災直後の避難所から仮設住宅へ移り、特にお年寄りのコミュニティが分断され、
食生活の健康管理もままならない状況で、地域のお母さんたちがつくるお弁当を、
また食べてほしいという一念で、プロジェクトが実現したそうです。
震災直後に立ち上げた店舗が閉店してから2年ぶりの復活でした。
そして、どうせ建てるなら仮設住宅から一歩出てみんなが集える憩いの場にしたい!
ということで、瀬野さんから「地場産材フル活用した木の家」という発想のもと、
ワタママ食堂が完成しました。
あくまでも個人主体という限られた条件の中、地域の皆さんと関係者の方々で実現した
大きなプロジェクトだと、改めて感じました。
今後はコンポストを活用してお弁当用の野菜づくりにも挑戦していく予定です。
つづく
by suzuki
宮城県 工務店 住宅 自然素材 大工 左官 庭師 職人の匠の技 宮城県・国産無垢材 持続可能な社会 サスティナライフ 森の家
サスティナライフ | 2014.11.17 10:26 AM | comments(0)
2014年11月11日
11/9(日)【森カフェ ー玄関土間ワークショップー】 開催しました!
先日の森カフェにて、玄関土間のワークショップを開催しました。
2日間乾燥させた土を叩いて締め固めますが、作業当日は曇り空。
予報は夕方から雨ですが、雨が降ったら作業は中止。何とか持ちこたえてほしいものです。
今回の仕上げは土間タタキですが、「三和土」と書いて「たたき」と読みます。
土・砂、消石灰、にがりの3種類を混ぜ合わせるので「三和土」。
コンクリートがなかった時代の土を固める方法です。
七北川の土に消石灰を混ぜ、ミニ耕運機で攪拌し、砂利を混ぜてからまた攪拌。
これで三和土の下ごしらえが完了。
玄関に土を敷き、踏み固めて、道具で叩く…。
これをひたすら(約3回分)繰り返します。 これが地味にハードでした…
最後の仕上げは職人さんにお任せで、水をまきながら、平らに仕上げて出来上がり。
ここから10日ほど養生させて完成です。
自然素材の三和土は、水分の調湿効果はもちろんのこと、
蓄熱効果も高く暖房との相性は抜群です! 足元から暖かいと最高ですね。
おかげ様で予想以上の「三和土」に仕上がりました。
参加いただいた皆さま、本当にご協力ありがとうございました。
森の樹の家」完成の際には、ぜひこの「三和土」もご覧ください。
(ちょっと工程が延びてますが、完成までもう少々お待ちください。)
12月の森カフェも近々お知らせしますので、次回もぜひご参加ください。
P.S
久しぶりに「ふるい」を見ました。
さすが「ふるい」、いい仕事してくれてました。
S.ogino
宮城県 工務店 住宅 自然素材 大工 左官 庭師 職人の匠の技 宮城県・国産無垢材 持続可能な社会 サスティナライフ 森の家
サスティナライフ | 2014.11.11 09:38 AM | comments(0)
2014年11月08日
11/9(日)【森カフェ 玄関土間ワークショップ】ー準備中ー
明日のワークショップの準備が整ってきました。
土間用の土を乾かしています。 天気にも恵まれ、乾燥も順調!
かなり乾燥が進み、だいぶ色が白っぽくなってきました。
そして、昨日ご紹介した、土間を「たたく」道具。(さて、名前は何だっけかな…?)
明日のワークショップは何となく、いや、間違いなく楽しそうです!
ご参加お待ちしております!
S.ogino
宮城県 工務店 住宅 自然素材 大工 左官 庭師 職人の匠の技 宮城県・国産無垢材 持続可能な社会 サスティナライフ 森の家
サスティナライフ | 2014.11.08 14:11 PM | comments(0)