ここ最近なかった寒波により現場は大変です。

日中でも氷点下にて凍える寒さの中でも職人さん達、頑張ってます。

外部は竹小舞掻きのため左官屋さんが竹の加工に入りました。

竹の両端を槍方にナタで加工しています。

何のためかなと思っていたところ、このように収めるんだと教えてくれました。

柱の両側に先端が槍型の金物をトンカチで打ち込み出来た溝に先ほどの竹を

両側からはめ込むとしっかりと固定し外れません。

なるほど理解しました。本当に職人さん達の知恵は素晴らしいです。感動。

電気も使わず昔からある道具と手作業だけで創り上げていく左官は本当に奥が深い。

その風景は昔ながらの原風景を見ているようでした。

寒い中本当に勉強になりました。　ありがとうございます。

屋根板金工事のステンレス葺きも進み、筋交いや柱頭柱脚周りの緊結、サッシの防水

工事等が進み中間検査となりました。

屋根板金工事状況

サッシ用の防水部材　ウェザータイト取付状況

筋交い緊結状況

柱と土台の緊結には、堅木の込み栓にて固定します。

屋根と外壁面の防水シート張りもしっかりとチェックします。

そのうえで、中間検査を受けました。

無事合格。次の工程に進めます。良かったです。

屋根板金工事に入りました。今回は沿岸部から500m範囲内のため瓦にするか検討しましたが、

屋根部分をスッキリとかつ軽くしたいとの事でカラーステンレス横葺きとしました。

先ずは下地の防水シート張りと唐草取付からスタート。

今回のシートはセーレン株式会社の次世代ルーフィング　ルーフラミテクトZという商品を使用しています。

一般的なアスファルトを使用していない特許技術の特殊ポリマー止水テクノロジーで、

気温に左右されずに漏水を防ぎます。熱劣化に対して非常に強く30年後相当でも高い止水力を保持するとの事。

ジョイントの重ねしろもしっかりとチェックします。

トップライトの納めと、煙突の雪割下地処理のチェックも怠りなく。

しっかりと張り上げています。

追伸。この日はお客様にも大役の仕事をして頂きました。

槌打ちの儀。屋根のてっぺんに登っていただき、大きな棟木のジョイントに込み栓を

打っていただきました。

お見事です。。。

高いところも大丈夫と言っていただき一安心。

本日はおめでとうございます！　益々のご清栄を御祈願致します。

ありがとうございました。