2013年05月31日
【新入社員菊地の日々の気付き】はじめて製材所に行ってきました!
先日、サスティナの新社屋&家具部門で使われる木材の製材所で作業してきました。
当日は、木を伐倒したきこりの滝川さんも参加。
きこり、製材所、そして工務店の三者が同じ場所にいるという、とっても貴重な機会!
自分の切った木がどのように製材されるのか、滝川さんは真剣な眼差しでみてました。
もちろん、私も真剣!
なんたって、今、目の前で製材されている木材が、新社屋や家具部門で使われるんですから!
ところで、一本の丸太からどんな材料がどれだけ製材されるか、ご存じですか?
私も先日はじめて知って驚きました。
例えば樹齢100年の杉(直径320㎜)。
だいたい、一本の杉から3〜4本の丸太(長さ4m)ができます。
この杉からできる材木は、
1,300×130×4000の構造材⇒1本
2,150㎜の板⇒2枚
3,50㎜の板⇒4枚
4,皮(木材の乾燥の時に燃やす材料)⇒7枚
たったのこれだけなんです!
ちなみに、1日の作業で製材された木材は杉(4000)11本、(1820)15本、サクラ(1820)5本、ナラ(1820)8本、クルミ(1820)3
本。
本。
そこから製材された木材は、建築材が6本、その他は全部15㎜の板(住宅の板材か家具部門)か燃焼の時に利用する皮。
一本の丸太からこれしか建築材ができないんです!
驚きました。
先日、皆伐された山に植林をしてきたばっかり。
その木が育つのも大変なこと。
ひとつひとつの木材を大切にしないとな〜、って改めて実感しました。
M. Kikuchi
サスティナライフ | 2013.05.31 13:31 PM | comments(0)
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