2013年08月05日
【持続可能な家づくりセミナー】〜日本の町並み探求〜
エコロジカルな住まいを求めて開催するサスティナライフの「持続可能な家づくりセミナー」。
今回は、小林先生が師事していた吉田桂二先生の著書
『日本の町並み探求 伝統・保存とまちづくり』(彰国社、1988年)より、
伝統的な住まいが連なる町並みのご紹介です。
城下町の姿を最も良く残す秋田県角館。
「士町というのは、どこまでも門や長屋門や堀などは残っていても、
建物まで残っているところは少ない。
その理由は、明治になって士族が消滅したのち、家屋敷が維持できなくなった、
ということもあるが、建物が農家に似た造りで、塗家造りとか蔵造りなどとくらべて、
家の造りようを発達させた町屋より、ひ弱だったからでもあろう。
角館での士屋敷の建物の残存状態は、他の士町に比べて傑出しているといってよい」
(本書、27頁)
先日、旅行で行ってきた角館は、
まるで森のような士屋敷町の町並みでした。
いつまでも残したいと思うと同時に、
同じような町並みをつくりたいという野心も抱きました。
角館、お勧めです。
M, Kikuchi
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サスティナライフ | 2013.08.05 18:36 PM | comments(0)
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