８月２６日に登米市にて「森林と共生する環境フォーラム」が開催されました。

当日は２部構成で、副業としての自伐林業と、地域の森林・林業の保全についてディスカッションが行われました。

今回の「自伐林業」は「土佐の森方式」と呼ばれる、個人でも始められる新しい林業のスタイルです。

とかく林業というと、専門の業者さんにお願いするものと思いがちですが、

山林を所有しても手つかずであったり、山林を所有していない方でも気軽に始められる内容です。

この林業方式は個人でも小規模・低コストで始めることができ、現在は震災で被災された沿岸部での

新たな産業としても注目され、多数の方にご参加いただきました。

イベントの様子は「日本の森バイオマスネットワーク」のブログでもご紹介しています。

 個人が副業として林業に携わるこの新しい林業のスタイルが浸透すれば、

地元の山林にも手が入り地域の林業が活気づき、地元材もより普及します。

少しでも多くの方に山林に目を向けていただければと思います。

ちなみに、今回の会場は登米市伝統芸能伝承館「森舞台」。

建築家の隈　研吾氏が設計した、平成９年日本建築学会賞を受賞した建物です。

 伝統芸能の舞台でありながら、現代的なテイストで各空間が仕上げられており、

サスティナの家にも取り入れたい細部の仕上げがいくつかありました。 

S.ogino

 8月18日、19日の両日、お施主様のご厚意により、完成見学会を開催しました。

サスティナライフ森の家として記念すべき第一棟目。

参加された方々には無垢材と自然素材のやさしさ、さわやかな風と光を

取り込む間取りをご体感いただけた事と思います。

カーテンが気持ちよさそうに風に吹かれて揺れています。

無垢の木と自然素材を使った、当社が自信を持ってご提供する

住宅です。

遠くからお越しいただいたお客様、この場を借りて御礼申し上げます。

そして、快くお貸しくださったS様、ありがとうございました。

J.matsumoto

先月、南三陸町中瀬地区の仮設住宅集会所にて、APバンク主催の「歌の炊き出し」が行われました。

NPO法人日本の森バイオマスネットワークは現地とつなぐお手伝いをしています。

今回、歌ってくれたのは藤巻亮太（レミオロメン）さんです。

藤巻さんとは南三陸町歌津地区「平成の森」以来の再会。

昨年来「歌の炊き出し」を継続されていることにに感謝です。

TVではかなり報道が少なくなった東日本大震災のこと。

他県の方に未だに大半の部分が、昨年と風景が変わらずにあることに驚かれます。

復旧も復興もまだまだたくさんの時間が必要です。

さて、会場となった集会所内。

昨年【神楽坂建築塾】の復興支援活動「縁台プロジェクト」でお届けした縁台に腰掛けて歌を楽しみました。

この場で「縁台」の活躍している様子に会えてうれしかったー♪

「手のひらに太陽の家」を利用中の福島のご家族もご案内しました。

みんなの笑顔が私達の元気のミナモトです。