今月末に開催予定の「ツリーハウス土壁ワークショップ」ですが、

ワークショップ当日に向けて、着々と準備が進んでいます。

昨日、土壁ワークショップをご指導いただく、

今野左官さんの作業場にお邪魔しました。

作業場の奥では土壁用の土づくりが始まっていました。

（土練り開始直後）

七北田川産の土に水と藁を入れ、練り始めてからおよそ３週間。

かなり発酵が進んでいるようです！

近付くと、どこか懐かしい匂い…

牛舎や豚舎？　と思い周囲を見回しましたが、

今野さん曰く、

「はっはっは、確かに似てるわなー、

ただ、それはバクテリアがしっかり働いてる証拠。

しばらくすれば匂いは取れるから大丈夫！！」

との事でした（汗）

土に練り込んだ藁は発酵すると繊維が解れ、

発酵した藁が土の粒子と絡みつき、

なめらかで割れにくい土が出来あがります。

そこで頃合いを見て、①藁を追加、②攪拌、③寝かせて発酵　

を繰り返すことで粘り気のある土に変わっていきます。　

湿度を調節したり、夏の冷気や冬の暖房熱を蓄えたりと、

機械要らずで調節してくれる土壁。

極端な温度差を嫌う味噌や醤油、酒など、

保存されているのがほとんど土蔵なのも頷けます。

土壁でつくるツリーハウス、仕上がりがさらに楽しみになってきました！

当日はたくさんのご参加お待ちしています！

順調に発酵が進んでくれますように…

S.ogino

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サスティナの本社近くで着工した【清流のほとりの家】では、

木曜日から建て方が始まっています。

この場所は雑木林と七北川水系の鰻沢川に接する自然豊かなロケーション。

自然を活かした地形だけあって、敷地内には当然（？）高低差があり、

道路から「建物１階分」ほど下がったところが建築地。

道路部分にレッカー（クレーン車）を設置すれば作業が可能でしたが、

レッカーの設置位置付近に大きな立木がありました。

立木を伐れば作業はできましたが、それももったいないですし…

検討した結果、機械を使わず「手起こし」での作業になりました。

今更ながら思いますが…

機械を使わず、足場の安定しないところで

長くて太い材料を人力で運ぶのは本当に大変です…

しかも昨日はたった３人！！

たった３人で１階の梁まで組み上げていました。

昨日は梅雨の晴れ間で日差しが強く、気温はこの夏最高の３０度越え。

周囲が雑木林とはいえ、建物周辺は直射日光が当たり続け、

作業していた大工さんは本当に頭が下がります……

棟上げは今日いっぱいで屋根まで組みあがる予定です。

今日はさらに最高気温更新だそうです。

日差しが強い中の作業になりますが、水分をたくさん摂って、

引き続き「安全第一」での工事をお願いします！！

S.ogino

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先月の24日に正式オープンした、川渡温泉の温泉街「準喫茶カガモク」ですが、

18日（日）にプレオープンの特別内覧会が開催されました。

ご主人がセルフビルドで建てた「準喫茶カガモク」ですが、

木工芸品の作家のご主人が本領発揮、

何から何までご主人が自らつくっていました。

ミルクポット

砂糖の隣りに小さなこけしが…

これは？

ドーナツ専用のコースターでした。

こちらの時計は時針がこけしでそれぞれ違う表情をしています。

その他、

などなど、

お店のあちこちに鳴子のこけしが配（あしら）われています。

そして、すぐ近くのエコラの森（お店からすぐ近くです！）から、

木材を運搬している寒立馬の「みさき」ちゃん（女の子ですが８００kg！）が

お祝いに駆けつけてくれ、当日は即席の乗馬体験コーナーが臨時開催！！

当日はご近所さんも多数お祝いに駆けつけ、賑やかな一日となりましたが、

２４日の正式オープンではさらに多くの方が訪れたそうです。

地元の鳴子で育った奥様が、地元鳴子のこけしをリスペクトするご主人と

二人でつくった「準喫茶カガモク」。

お店の外観から内部まで、郷土愛あふれる心温まる空間です。

皆さんもぜひ一度足をお運びください。

S.ogino

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