【『手のひらに太陽の家』細木所長へのインタビュー】
『手のひらに太陽の家』は東日本大震災で被災した、こども達を支援するための復興共生住宅です。大震災後も福島にとどまり暮らす親子の保養滞在を受け入れています。
入所される方の多くは心配と不安で、「数値を気にせず、外でおもいっきりこどもを遊ばせたい。」という想いの方達。たくさんのお申し込みをいただいています。
全部で8戸ある各部屋にはキッチンがなく、食事はみなさんで一緒に作ることになっています。一緒に料理を作ることで、家族やこどもの話題になり、同じ想いを抱く親同士の情報交換の場になっているようです。
建物は地域の木材を使い、熟練の職人によって造られていて、玄関を入った瞬間、身体いっぱいに木を感じることができます。この家に来た皆さんが口を揃えて言うのが「気持ちいい!!」という言葉。裸足で歩く床の感触、部屋をわたる風、大きな窓から見える景色、どれをとっても本当に「気持ちいい!!」のです。
福島から保養に来ているこども達は、普段できない外遊びをたっぷりと楽しみ、家の中では長い廊下を走ったり、柱をよじ登ったり、かくれんぼをして楽しそうに遊んでいます。この家でゆっくりと休んで、笑顔で帰ってきます。「こんな家がいっぱいできるといいね」と小さな女の子が言いました。そんなこども達を見て、さっそく2度目の予約をされた方もいらっしゃいます。
東北の短い夏はもうすぐ終わります。秋から冬へと季節が移ろう中で、この家の表情も変わっていくのでしょうね。ペレットストーブの火がともる、これからの季節も楽しみです。
【インタビュー後記】
インタビュー中にも飛び交うこども達の声、廊下やホールを走り回る元気な足音。
「忘れかけていた当たり前の生活を、少し取り戻すことができました。」
退所する際にあるお母さんがおっしゃった言葉が何より印象的です。
改めてこのプロジェクトに携われたことに感謝しつつ、これからも喜ばれる住まいづくりを目指し頑張っていきたいと思います。
【『手のひらに太陽の家』細木所長へのインタビュー】
『手のひらに太陽の家』は東日本大震災で被災した、こども達を支援するための復興共生住宅です。大震災後も福島にとどまり暮らす親子の保養滞在を受け入れています。
入所される方の多くは心配と不安で、「数値を気にせず、外でおもいっきりこどもを遊ばせたい。」という想いの方達。たくさんのお申し込みをいただいています。
全部で8戸ある各部屋にはキッチンがなく、食事はみなさんで一緒に作ることになっています。一緒に料理を作ることで、家族やこどもの話題になり、同じ想いを抱く親同士の情報交換の場になっているようです。
建物は地域の木材を使い、熟練の職人によって造られていて、玄関を入った瞬間、身体いっぱいに木を感じることができます。この家に来た皆さんが口を揃えて言うのが「気持ちいい!!」という言葉。裸足で歩く床の感触、部屋をわたる風、大きな窓から見える景色、どれをとっても本当に「気持ちいい!!」のです。
福島から保養に来ているこども達は、普段できない外遊びをたっぷりと楽しみ、家の中では長い廊下を走ったり、柱をよじ登ったり、かくれんぼをして楽しそうに遊んでいます。この家でゆっくりと休んで、笑顔で帰ってきます。「こんな家がいっぱいできるといいね」と小さな女の子が言いました。そんなこども達を見て、さっそく2度目の予約をされた方もいらっしゃいます。
東北の短い夏はもうすぐ終わります。秋から冬へと季節が移ろう中で、この家の表情も変わっていくのでしょうね。ペレットストーブの火がともる、これからの季節も楽しみです。
【インタビュー後記】
インタビュー中にも飛び交うこども達の声、廊下やホールを走り回る元気な足音。
「忘れかけていた当たり前の生活を、少し取り戻すことができました。」
退所する際にあるお母さんがおっしゃった言葉が何より印象的です。
改めてこのプロジェクトに携われたことに感謝しつつ、これからも喜ばれる住まいづくりを目指し頑張っていきたいと思います。